公募集会開催のご案内です。

この度、日本生態学会近畿地区会公開講座として、2/17土 神戸にて
「東お多福山草原保全10周年記念シンポジウム
身近な草原の魅力~生物多様性を次世代に伝える民官学の協働のあり方~」
を開催することとなりました。

都市域に隣接する身近な草原、小規模な草原がもつ生物多様性の保全機能やその魅力
について紹介するシンポジウムです。
年度末の慌ただしい時期ではございますが、是非ご参加いただければ幸いです。

申し込みは下記のサイトからお願いいたします。
http://kokucheese.com/event/index/500609/

シンポジウムチラシPDF

詳細は下記の通りになります。
—ここから—
■東お多福山草原保全10周年記念シンポジウム/日本生態学会近畿地区会公開講座
身近な草原の魅力~生物多様性を次世代に伝える民官学の協働のあり方~

■概要
ススキやチガヤの優占する草原などの半自然草原はわが国の草原生植物の多様性の維
持には欠くことの出来ない貴重な環境です。しかし、1910年代に国土面積の約8%を
占めていた半自然草原の面積は、現在では1%未満に縮小し、消失の危機に瀕してい
ます。また残された大規模草原の多くは中山間地域に位置しており、火入れなどの伝
統的な手法により維持されていますが、近年の過疎化・人口減少によって、その担い
手の確保が困難になりつつあります。

このような社会情勢においては、中山間地域の半自然草原のみに草原生植物の多様性
保全機能を頼るのではなく、担い手の確保が見込める都市近郊に残る半自然草原の生
物多様性保全機能を高めて、広域での草原生植物の絶滅リスクを低減することが必要
と思われます。

そこで本集会では、現在の都市近郊の半自然草原の草原生植物保全機能を生態学的に
評価するとともに、都市住民の半自然草原の保全活動への参画を促すための方策につ
いて民官学といった様々な立場から社会学的知見も加えて討論します。パネルディス
カッションでは六甲山地東お多福山草原における10年間の保全活動を具体例として民
官学の取り組みを振り返るとともに、これからも保全と活用の取り組みを発展しつづ
けるために必要な協働のあり方について議論します。

本集会が、150年後の子孫に半自然草原を伝えるための社会行動を喚起させるための
一助となることを切に願います。

■日時 2018年02月17日(13:00~16:30 (開場12:30))
■開催場所 兵庫県立のじぎく会館 大ホール
(兵庫県神戸市中央区山本通4-22-15)
■参加費 無料
■定員 240人(先着順)
■プログラム
 13:00      開会挨拶  武田義明(東お多福山草原保全・再生研究会 会
長)
 13:05      趣旨説明
 13:10      事例報告
 13:10-13:30  都市の遊休地に残る小っちゃい半自然草原の意味:吹田市の千
里ニュータウンの例
     横川昌史 (大阪市立自然史博物館 学芸員)
 13:30-13:50  伝統あるゴルフ場の草原生植物の生育環境としての可能性
     松村俊和 (甲南女子大学 准教授)
 13:50-14:10  都市近郊で管理放棄された半自然草原の再生~東お多福山草原
の保全・再生活動10年の効果の検証
     橋本佳延 (兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員)
 14:10-14:30  都市近郊の水田生態系における里草地の草原生植物の多様性
     丑丸敦史 (神戸大学大学院人間発達環境学研究科 教授) 
 14:30-14:45  休憩(15分)
 14:45-16:25  パネルディスカッション
      「都市近郊で大規模草原の生物多様性を保全するには?~六甲山地東お
多福山草原を150年後に残すために民官産学ができること~」
 【パネリスト】
  桑田 結 (東お多福山草原保全・再生研究会 副会長)
  相良育弥 (淡河茅葺き屋根保存会くさかんむり 代表)
  横川昌史 (大阪市立自然史博物館 学芸員)
  道木柳太 (神戸市森林整備事務所 所長)
  竹村忠洋 (芦屋市教育委員会社会教育部生涯学習課 学芸員)
  小谷寛和 (兵庫県神戸県民センター 神戸魅力づくり参事)
  小舟美帆 (環境省近畿地方環境事務所神戸自然保護官事務所 自然保護官)
 【コーディネーター】
   橋本佳延 (東お多福山草原保全・再生研究会 副会長/
          兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員)
 16:25      閉会挨拶  桑田 結(東お多福山草原保全・再生研究会 副
会長)

■主催: 東お多福山草原保全・再生研究会、兵庫県立人と自然の博物館、日本生態
学会近畿地区会
■協力: 兵庫県神戸県民センター、神戸市建設局公園部森林整備事務所、芦屋市教
育委員会
■後援: 環境省近畿地方環境事務所、兵庫県
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