京都大学芦生研究林の伊勢さんからのお知らせです。

日ごろから、芦生研究林の運営にご協力くださり、ありがとうございます(芦生研究林は教育関係共同利用拠点に指定されておりますので、全国の研究者・学生のみなさんに使ってもらうこと自体がありがたいことです)。このたび、「芦生研究林基金」が設立されましたのでお知らせいたします。芦生研究林を市民のみなさんからのご寄付でサポートしていただく仕組みです。詳細はこちらをご覧ください。

http://fserc.kyoto-u.ac.jp/wp/asiufund/

芦生研究林は、いま重大な局面を迎えようとしています。「芦生の原生林」として、研究者・学生・一般観光客に親しまれている芦生研究林は、じつは京都大学の所有地ではありません。地元地権者と99年間の地上権契約(「借地契約」のようなもの)をむすび利用しているのですが、その契約は、2020年に満了を迎えようとしています。

その後どうなるのか-
-京都大学はこれからも芦生研究林を維持し続けるのか、
-それとも地元に返してしまうのか、
は未決定なのです。芦生研究林は国立大学の施設ですので、究極的には国民の税金で維持されているといえます。果たしてこの森を、これから維持していくべきなのか。「イエス」と答えるためには、大学施設としての成果を上げていかねばなりません。いただいたご寄付で、
・芦生研究林で先進的な教育と研究ができるように整備する
・施設の老朽化対策を実施し、芦生研究林での滞在のクオリティを上げる
・今後の末永い活用に向けたムーブメントをつくる

などを進めていくことで、芦生研究林の誇る西日本有数の原生的な森をこれからも保護しながら持続的に利用できるよう、励んでいきたいと考えております。もし趣旨にご賛同いただけるようでしたら、ご寄付をご検討いただけますと幸いです。
なお、芦生研究林基金の設立を記念しまして、3万円以上のご寄付をいただいた方のうち先着100名様に、研究者たちにも愛され続けてきた(株)一澤信三郎帆布特製の、芦生研究林オリジナルショルダーバッグをお送りいたします。

ご支援いただいた方への特典

このバッグをお使いいただくことが芦生研究林の知名度を上げ、抱えている問題を社会に提起することになりますので、ぜひご協力をお願いいたします。

伊勢 武史
京都大学フィールド科学教育研究センター 准教授